43歳、年齢・時間との戦い

妊娠のタイムリミット

43歳。刻々とせまるタイムリミット

2015年6月半ばで43歳になります。不妊治療を始めた時は41歳でした。

不妊治療を始めて、授かるまで3年かかったとか、5年かかったとか、10年かかったと、私よりずっと長く不妊治療をしている人もたくさんいると思います。

でも私は、5年も10年も不妊治療をしている時間の猶予はありません。

巨大子宮筋腫の手術をどうするか

43歳を目前にして転院した病院で、巨大子宮筋腫の手術を勧められました。今まで何度も移植をしても、着床さえできなかったと言う経験から、残された道は子宮筋腫をとると言う事しかありません。
正直、「運」でもあり「賭け」でもあると思います。でも、今の私には、子宮筋腫をとって移植するという方法にかけるしかありません。

今までと同じ方法で採卵し、移植していても同じ結果しか出ないと思います。

切除手術と卵子老化のジレンマ

若ければすぐにでも子宮筋腫の手術をして、それから採卵し移植すれば良いのですが、私の場合、先に手術をするのは危険です。手術をすると、6ヶ月は不妊治療ができないため、その間に卵子老化が進行してしまいます。

二次策としての卵子凍結保存

少しでも若いうちに採卵した方が良いので、手術の前に何度か採卵し凍結卵を作っています。

着床できる受精卵を凍結しなければ意味がありません。1回目の採卵で凍結できたのは初期胚2個です。胚盤胞まで育てていた5つの受精卵は、すべて胚盤胞になる前に成長がストップしてしまいました。先生は、胚盤胞まで育てないと着床してくれないといいます。3日目までは順調に成長するので、3日目に新鮮胞で移植しても、2日目に凍結した初期胚を移植しても、体の中で成長がストップしてしまう可能性が高いそうです。

胚盤胞まで育たないのは、卵子老化

7個受精卵ができて、一つも胚盤胞まで育ってくれないとは、やっぱり卵の老化らしいのです。

先生は、次の採卵では、すべてを胚盤胞まで育てる方に賭けるといいます。前回、胚盤胞まで育てる方に賭けていた5個すべて全滅したのに、また全滅する可能性大です。

若ければ、胚盤胞まで育ってくれるまで何度も採卵すればいいのですが、私には、そんな時間の余裕はありません。

手術が先か、採卵が先か・・・

あともう2回採卵して手術をしたとすると、移植できるときには、もう44歳を超えています。

もし凍結した受精卵が着床してくれなかったら、また採卵からスタートになります。その時にはもう採卵しても、卵が取れるかどうか判りません。卵の質が落ちているのも明らかです。

胚盤胞ができるまで採卵し続けるのか、ある程度で見切りをつけて先に手術をしたほうがいいのか、
非常に悩みます。

無事に元気な子が授かれれば何歳でもいいです。

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