不妊治療への取り組み。私が退職したきっかけとそれからの記録

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後悔先に立たず

結婚してもなかなか子供が授からなくても、病院に行ったり、検査をしたり、不妊治療開始すると言うのはなかなか勇気がいることだと思います。

仕事をしていれば、会社との時間の兼ね合いもあるし、会社になんて言おうかなど、また経済的負担もとても心配されます。

私は、40歳で結婚しましたが、結婚する3ヶ月前に転職し、新しい仕事を始めたばかりでした。

転職先の会社では、年齢と経験から実績を期待されていました。入社してみて、私がやってきた仕事とは違うことがわかり、これから大変だなぁとやりがいを感じるとともに、残業などが多いため、結婚生活とうまく両立できるか不安もありました。

新しい勤務先で仕事をしながら結婚生活がスタートし、仕事よりも、家庭を大事にしたいと言う思いが強くなってきました。旦那も、私が旦那よりも早く帰れた日は喜んでくれます。私の仕事が遅くて1人で夕飯を食べる日はとても寂しそうでした。

仕事は、資格の取得も求められており、出張もあり、大勢の前でレポートの発表など緊張する場面も多く、このままでは妊娠できないと思いました。

前の職場の友人も、退職して不妊治療し授かっています。

仕事をしていると、男性ホルモンが出てしまい授かり悪いとよく聞きます。

旦那と上司に退職の相談

思った日にすぐ旦那に相談し、旦那も子供が欲しいので、私が仕事を辞めることを賛成してくれました。

翌日すぐ上司に退職の相談をしました。入社して4ヶ月にしてこれからというときに退職の相談というのは、とても気が引けました。子供が欲しいのでと正直に理由を話しました。上司も、後悔しないようにと理解してくれ、1ヵ月後に退職となりました。退職するにあたり、将来的に不妊治療をすることになるだろうと、みすえていました。私の場合、仕事をしながらの不妊治療は無理だと思いました。会社に、病院に行く旨を伝え、毎回時間を調整してもらったりするのは、ストレスになってしまいます。

入社して5ヶ月で退職しました。

その後3ヶ月ほど自己流でタイミングを試みましたが、妊娠しませんでした。

すでに41歳になっていました。

産婦人科で相談するも

産婦人科に行き相談すると、不妊治療専門の病院に行くように言われ、何の迷いもなく、子供が欲しいと言う一心で不妊治療のデビューとなったのです。

40歳をすぎてからのスタートで、残された少ない時間の中で、全力投球で不妊治療に取り組みたいと思ってやっています。もし、針治療も漢方もやりたかったけど高いからという理由でやらないで、子供がもう産めない年齢になって、子供を授かれなかったとき、やっぱりやっとけば良かったと思うような半端な環境で取り組みたくありません。

旦那が生活費すべて出してくれているので、私は40歳まで働いて貯めた貯金を切り崩して、不妊治療代を出しています。今では、このために働いてきたのだと思っています。

仕事も辞めて、環境を整え、良いと言われる針治療、漢方、ヨガ、サプリメントなどすべて試みて、それでも、授かれなかったらやるだけのことはやったからと、後悔も残らないと思います。

でも、今はまだ42歳11ヶ月(あと数日で43歳)。時間はさらに残り少なくなっていますが、まだ残されているので、諦めずに最後まで、子供を授かれることを願ってがんばりたいと思います。

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